ヒッチハイクせずにはいられない!

オトコ46才、ドロ沼の日常を捨てて、旅へ。ヒッチハイクの旅へ!!

さあ行くぞ☆DRT☆6日目②

 

 

 

 ピンポーーン

 

    

    あー、やっちゃんっ

    はいはい、上がってな、

 

おばちゃんっ

急ですいませーんっ

 

あ、おじちゃんっ

お久しぶりですっ

 

        ヒッチハイクで来たんか、

        はははははっ

 

そうですよ~

あははっ

おじちゃん、体調はどんなですか、

 

            背中がな、伸びんのじゃ、

         固まってしもうてな、

 

痛みは?

 

             痛みはないんよ、

 

そっか、

でもそれじゃ苦しいですよね、

 

          そうじゃ、

          カラダが重いんじゃ、

 

あー、

でも思ったより元気そうですよっ

 

 

    島根、行っとったんじゃって?

 

そうなんですよ、

3週間くらい居たのかな、

4回も出雲大社、行っちゃいましたよっ

 

        いい縁があったか、

   

女のヒトはまあ何もなかったんですけどね、

あははっ

でもね、整体の先生と出会ったんですよっ

その先生の施術の方法がスゴくて、

それを勉強しようと思って。

ほんといろんな症状のヒトが良くなってて、

 

   そうなんか、

   良かったなあ、

      それも縁じゃなあ、

 

ほんとに、

 

     やっちゃん、

     お腹すいてるじゃろ?

     なんもないけど食べよっ

 

おばちゃん、すいませんっ

あ、おでんだ~

うまそ~

 

いただきまーすっ

 

あー、うまい~

ジャガイモっ

 

豆腐かあ、おいしい~

 

これ、

 

   それな、まだカタいやろ、

   牛スジな、

 

牛スジかあ、

あっちじゃ牛スジなんて入れないよっ

ウマっ

柔らかいよ~

あれっ、おじちゃん、もう終わり?

 

    やっちゃん、全部食べてな。

     

おじちゃん、もう部屋行っちゃったの?

 

              いつもそうよ、

              食べた後は、

 

そっか、

 

    やっちゃん、じゃあ整体やるんか、

 

そうですね、

まずは勉強して、

でもほんと簡単なんですよっ

それ考えたヒトは1日に30人くらい診てるんですよ、

ぜんぜん疲れないだろうし、

 

    そんならオバチャンもできるかな、

 

できるできるっ

ほんと簡単だから、

その先生はただ何も考えずにやりなさいって、

それだけかな、

難しいとしたら。

   

    そしたら主人にやってあげられるな、

 

うんうんっ

そうなのっ

 

      オバチャンも70超えてからな、

      急にあちこち痛くなってな、

 

そっか、

 

    そんなヒトいっぱいいるからな、

    整形外科行ったって治らんこと

    多いからな、

 

そうだよね、

 

    みんな喜ぶよ、

    いい仕事だよ、

    やっちゃん、

 

そうですよね、

でね、

その先生、ランボルギーニ乗ってるのっ

 

     整体の先生がか、

     そりゃスゴいな、

     やっちゃんも頑張りっ

 

うんうんっ

そう思って、

 

     じゃ、埼玉に帰るんじゃな?

 

んー、

それはねえ、

あははっ

いちど埼玉には行くんだけど、

そのあと新潟に行って、

 

     はやく稼がんと。

     親孝行せな、

 

うんうんっ

ほんと、そうだよねっ

 

     お茶いれような、

 

すんませんっ

 

 

でもおれ変わりましたよ、

ほんとに、

 

この前ここ来た時なんて病んでましたよ~

 

    そうだったんかな、

    いつくらいじゃったんかな、

 

あれね、東北の震災の年だから、7、8年前かな、

もうね、ぜんぜん周りのことが見えてなかったの、

もうね、ただただ自分のことしか考えてなかったの、

 

 

 

おれね、赤面恐怖症ってわかる?

それだったの、

 

     わかるよ、わかるよ、

     そうじゃったんか、

 

     それな、言えばええんよ、

     最初にな、

     わたしは赤面恐怖症なんですってな、

     周りに言ってしまえばええんよ、

     それでバカにする人なんて

     おらんからな、

 

あー、

や、ほんとそうなのっ

ほんと今思えばそうなの、

でもね、誰にも言えなかったの、

ほんと誰にも。

だって本屋に行って赤面恐怖症の本を見るのだって、誰もいないの見計らって手に取って、

そんなの誰も気にしてないのに、

そんなだったんだよ、

 

     そうじゃったんか、

 

ほんと最初にそれさえ言えてたらな~

人生変わってだろなあ、

 

ひどくなったのは大学入ったくらいからかな、

ひとりも友達できなかったね、

常にビクビクしてたからなあ、

できるわけないか、

 

ほんとすぐ赤くなっちゃうから誰も話掛けないでってずっと歯食いしばってたからね。

食いしばってもしょーがないけど、

あはは、

祈ってた、

 

だからね、その日、赤くならずに過ごすことだけが人生の目標だったの、

とにかくそれだけ。

 

だからね、周りのヒトの気持ちとか、ほんと考えてなかったの、

ぜんぜんっ周りが見えてなかったの、

 

そんな余裕が全くなかったの、

 

自分がどう見られるかだけ、頭の中。

ほんとバカになっちゃったんだよ、

 

30才前後で治るとか書いてあったりしたけど、40過ぎてもそんなだったからね、

 

 

    お母さんは知ってるの?

 

知らないよ~

そんなん絶対に言えないよ~

まあおれが何かしら悩んでるのはわかってただろうけど、

 

おれね、たぶんハタチ過ぎてからだよ、

母親にね、おれは橋の下で拾われてきたんだってずっと思ってたって言ったことがあるの、

 

そんなこと言っちゃったんだよ、

 

あの頃、キツかったんだろなあ、

でもほんとそう思ってたんだよね、

 

だいぶ後になってその時のこと言われて、

母親、泣いてました、

 

 

     そうじゃったんじゃな、

 

 

     今はどうなん?

 

あー

や、今はもうぜんぜん平気よっ、

赤くなったとしてもぜんぜん平気だろうし。

 

だからね、やっと周りのヒトの気持ちとか、考えられるようになったの、

 

だから、今、猛烈な勢いで勉強してるんだよ~

いろんなヒトとしゃべって。

 

ほんとここ半年ですよ、

ほんと良かったです。

旅に出て。

 

     いい旅になったなあ、

     やっちゃん、

 

ほんとに、

 

     やっちゃん、風呂入りっ

 

いいの?

先に入って、

 

     ええよ、ええよ、

     どうぞっ

 

 

 

 

 

 

ひゃ~~~っ

 

 

 

きもぢ~~~~~っ